新潟県の退職データを活用し『やめない会社をつくるために』のテーマでオンラインセミナーを実施(谷本慎二)

鮭プロジェクトセミナー

代表の谷本が、株式会社新潟日報社主催の『鮭プロサポーターズネットワーク』オンラインセミナーに講師として参加しました。

累計3万件以上の退職を確定させてきた退職代行業者の視点から、新潟県内の企業に向けて『やめない会社をつくるために』をテーマに講演しました。

講演会やコンサルティングなどのご依頼は、MOMURI+(モームリプラス)問い合わせフォームまたはLINEで承っております。

講演実施の背景

この度「2月18日に公開されたプレスリリース記事『退職代行モームリに103回利用された企業を含む業種と利用回数データを公開』を見た」とのことで、株式会社新潟日報社より講演のご依頼をいただきました。

株式会社新潟日報社では、新潟県と共同で若者の成長を応援する「にいがた鮭プロジェクト」をおこなっています。また、新潟県内企業130社と13自治体による「鮭プロサポーターズネットワーク」という会員組織で、定期的にオンラインや対面セミナーを実施しています。

過去には10回の講演を行い、今回で11回目の登壇となります。

過去のセミナー講演実績

  1. 看護師の離職対策カンファレンス(主催:アウトカムマネジメント株式会社)
  2. 退職防止講演(主催:東京都信用金庫協会)
  3. 人材流出防止セミナー(主催:彦根商工会議所)
  4. 新卒の離職率低下について(主催:大学職業指導研究会)
  5. 看護師等の離職防止・定着促進セミナー(主催:総合メディカル株式会社)
  6. 総院長ゆうきゆう先生と弊社代表の対談(主催:ゆうメンタルクリニック)
  7. コールセンター従事者(企業)向けセミナー(主催:株式会社リックテレコム)
  8. ブラック企業の見極め方(主催:私立大学)
  9. 医療従事者の人材定着率向上について(主催:総合メディカル株式会社)
  10. 製造業従事者の離職防止策(主催:株式会社パソナ)

講演の概要

やめない会社をつくるために

~退職代行の現場から見たZ世代の離職~

依頼趣旨

新潟県では長年、首都圏への人材転出が問題となっています。そこで、新潟県では若者が故郷に戻りやすい環境を整えるため、鮭が外洋を回遊して成長し、生まれた川に戻る姿に若者を重ねた『にいがた鮭プロジェクト』が企画されました。今回の講演では、新潟県内の企業や自治体向けに、若者世代の離職の実態について解説しています。離職を防ぎ、やめない会社を作るために必要な施策について提案し、退職代行業者としての経験をもとに、具体的な離職防止策をお伝えしました。

講演詳細

収録日時:2025年3月19日 13:30~15:00
開催方法:オンラインセミナー
参加人数:28名
参加者:にいがた鮭プロジェクトサポーターズネットワーク会員(新潟県内企業131社、他)
講師:谷本慎二(株式会社アルバトロス代表取締役/退職代行モームリ代表)
主催:株式会社新潟日報社

講演内容

➀会社紹介

代表谷本の紹介や弊社の事業内容、過去の講演会内容について簡単にお伝えしました。

②退職代行全体と新潟県の利用者データ

「新潟県に住む退職代行利用者データ」を全国の数値と比較しながら解説しました。職種ごとに占める割合や人数、男女比などを開示しました。

③新潟県での利用者の退職理由

新潟県に住む方の実際の退職理由を「年齢・雇用形態・職種・勤務年数」とともに開示しました。また、よく挙げられた労務問題を提示しました。

④Z世代の仕事に対する考え方と退職事例

Z世代にあたる弊社従業員に、働くことについてどう考えているかインタビューした動画を流し、Z世代の生の声を紹介しました。
また、最新の退職データから、特に若者によくある退職理由を開示し、そこから読み取れる傾向を解説しました。

⑤コミュニケーションの取り方

コミュニケーションをとる際の注意点や、タイミングごとの気を付けるべきポイントについて具体的に解説しました。

⑥離職防止策

離職を防ぐために弊社で実施している取り組みや、現場で即実践できる施策を提案しました。

⑦まとめ

離職を防ぐための重要なポイントを簡潔にまとめてお伝えしました。

⑧質疑応答

セミナー後に寄せられた質問について、それぞれ回答しました。

質問内容

  • 退職代行なくすにはどうしたらいいか
  • 会社として具体的にどんな施策を打ち出して取り組めばいいか

講演を終えて

セミナーでは、最新の退職データを元に新潟県の退職代行利用状況を開示し、退職にいたる原因を解説しました。また、Z世代の仕事に対する考え方や退職理由についても解説し、若年層との効果的なコミュニケーション方法や注意すべきポイントをお伝えしました。

当日は約30名の方々が参加され、セミナー後には参加者から質問が寄せられ、活発な意見交換がおこなわれました。

こうした講演や企業・学生向けのコンサルティングや相談会は、個別対応も可能です。