転職活動において何社応募すれば良いのか?書類選考通過率や内定までの難易度はどのくらいなのか?
これから転職活動を始めようとしている方は、気になるのではないでしょうか?
結論として1社に絞って応募するより、複数応募のほうが転職活動を効率よく行うことができます。
実際のデータをもとに傾向を把握したうえで、最善の対策を取りながら転職活動を成功させましょう!
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複数応募のメリットとは?
複数応募のメリットは以下に記載した通り、こんなにたくさんあります!
また、複数応募をする際に必要な履歴書や職務経歴書はパソコンで作成しておくと便利です。
こちらに作成するポイントやテンプレがあるので、必要な方はチェックをお願いします。
内定関連
・面接に慣れるため内定になりやすい
・内定が複数あれば交渉の材料にも使える
面接に慣れるため内定になりやすい
面接は緊張するものですが、場数を踏むことにより上達していきます。もちろん事前準備・練習は必須ですが、本番のみ得られるものも多いです。例えば第一志望の前にそれ以外の企業の面接を設定するなど、第一志望の内定を得るための手段の一つとしても有効であると言えます。
内定が複数あれば交渉の材料にも使える
内定があれば面接の場で条件交渉を有利に進められる可能性があります。例えば、面接を受けている企業よりもすでに内定を得ている企業で優れた条件があれば、引き合いに出し条件交渉ができる可能性があります。
企業側も他社の条件が具体的に明示されている状態なので検討してもらいやすくなります。
他社の内定がなければ気が引けてしまいますが、複数の内定があれば交渉もしやすくなり、入社時も良い条件でスタートできます。
内定までのスケジュール関連
・転職活動期間を短くできる
・企業を比較検討できる
・気持ちに余裕ができる
転職活動期間を短くできる
転職活動期間は平均3か月、最短でも1か月はかかります。1社応募して結果を待ってから、再度初めから行うよりも複数同時進行で進めた方が効率は良く、転職の活動期間を短くすることが可能です。
企業を比較検討できる
1社応募のみで進めると応募企業の比較対象は現職や前職となってしまいます。複数応募することにより比較対象が増えることで、『本当に自分にあった企業なのか?』をより的確に判断することができます。志望度がそれほど高くなかったり、興味がなかった企業でも面接を受けてみると印象がガラッと変わったなどのお話もよく聞きます。
複数応募することで選択肢が広がり、自分の価値観の変化など副産物を得られることが多いです。
また未経験の業種・職種では比較対象がないため、より複数応募をすることをおすすめします。
気持ちに余裕ができる
複数応募をしていれば1社の結果に一喜一憂することもなく、余裕をもって転職活動を行うことができます。
仮に1社落ちたとしても他にもあれば、気持ちの余裕が生まれます。また次の選考スケジュールも明確になっているため、落ち込む暇もなく気持ちを切り替えて次に進みやすくなります。
また複数の内定を得ることができれば、企業を選ぶ側の立場にもなるため余裕をもって転職先の判断を行うことができます。
複数応募のデメリット
メリットたくさんの複数応募ですが、強いてあげるならデメリットもあります。
以下に記載します。
スケジュール管理が難しい
複数応募をする場合は、特に面接日のスケジュール管理が大変になります。退職後であれば時間に余裕があるため、比較的問題にはならないですが、在職中の場合は現職との兼ね合いもあるため、ダブルブッキングや当日キャンセルとならないように、スケジュールの入れ方や管理は入念に行う必要が出てきます。
自分で管理が苦手な方は転職エージェントを利用することで解消されます。
企業研究や応募準備に時間がかかる
企業研究や応募書類、面接の準備など転職活動では1社でも大変ですが、複数応募となると準備時間も比例して増えていきます。在職中の場合は本業に支障が出ないように、大型連休や有休期間中などを狙って対応するのが良いと思います。
ただ選考に落ちる可能性もあるため、1社応募して結果を待ってから進めるよりも、準備期間は大変ですが複数応募のほうがトータルとしては効率は良いと言えます。
これらの理由により、複数応募はデメリットよりもメリットの方がはるかに大きいと言えます。
内定の難易度と書類選考通過率は?
アルバトロス転職の2024年1月1日~1月31日の利用者310名の実績を公開します。
このデータからも1社に絞って応募するより、複数応募のほうが良いと言えます。
求人紹介率は58.7%でした。転職の相談のみで求人紹介を希望されなかった方は4割以上もいました。
おそらくLINEに追加はしたが転職活動前の方も多いのが要因かと思います。
書類選考通過率は45%でした。一般的にも30%~50%と言われているため、3社応募して1社書類選考を通過するイメージです。
また内定率は14.3%のため書類選考に通過しても面接の重要度は高くなっています。
当社でも面接対策を実施した方のみ内定となっている状況です。面接の事前準備を行えば内定を得られる可能性は高くなると言えます。
1社に絞って応募するのではなく、5~7社応募するのが良いと言えます!
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内定を得るためのポイントとは?
自己分析を行う
転職活動において自己分析は必須です。自己分析とは、今までの経験から自分の『性格』『価値観』『傾向』『強み・弱み』などを客観的に見つめることです。自己分析を行うことで、自分自身のやりたいことが明確になり、入社後のミスマッチを防ぐことができます。またアピールポイントが明確になるため、履歴書・職務職務経歴書の『志望動機』『自己PR』の作成や面接時にも根拠をもって説得力のある回答ができるようになります。
企業研究を行う
企業側は自社の価値観や理念に共感できる人を求めています。まずは企業がどのような人物を求めているのかを知ることが大切です。その企業が自分の希望に合っているのか、入社後のキャリアアップのイメージが湧くのかなど、正確に見極める必要があります。企業側も応募企業の情報は調べている前提で選考を行っているため、企業研究は必須と言えます。また企業研究を行うことで、応募企業の正確な選定と自己アピールの最大化に繋がります。
事前準備を万全に行う
事前準備とは上記で記載をした、『自己分析』『企業研究』に加えて、履歴書・職務経歴書の作成、面接対策をきちんと行うことで内定率が大きく上がります。アルバトロス転職でも面接対策を実施した方のみが内定を得ています。
自分自身での準備が難しい場合は、転職エージェントを利用するのも良いと言えます。
複数応募する
上記でも記載した通り、複数応募が内定を得る一番の近道です。書類選考通過率は45%、内定率は14.3%のため、数値的にも5~7社の応募が必要と言えます。また複数応募のメリットは多数あるため、内定を得るためには一番効率が良いと言えます。
内定を得やすい人の特徴
企業を応募するチャンスはみんな平等ですが、そのチャンスをつかむ方には特徴があります。
- 今までの経歴で実績・成果を上げている
- 転職回数や短期離職が少ない
- 年齢と経験・スキルがマッチしている
- コミュニケーション能力が優れている
- 謙虚で成長意欲が高い
もちろん面接も重要です。
以下の記事では内定をもらうための面接の受け方をお伝えしております。
まとめ
今回は転職活動において何社応募するのが良いのかについて紹介させていただきました。
結論として1社に絞って応募するのではなく、5~7社に複数応募するのが最善と言えます。
転職活動は人生の中でも重要な位置づけとなるため、後悔しないように最善の方法で行う必要があります。
アルバトロス転職では、全日9時~23時まで全国・全職種12万件以上の優良企業の求人紹介と書類作成・面接サポートが可能です。転職活動を有利に進めるためにも一人で進めるのではなく、転職エージェントを活用して効率よく内定獲得を目指していきましょう。