弊社の事務所には数種類の観葉植物が置いてあります。
ある日ふと思いました。
本当に事務所には観葉植物が必要なのでしょうか?
観葉植物はオフィスギフトとして事務所移転祝いなどにも採用されているようです。
どうして観葉植物はこれほど普及しているのでしょうか?
人気の秘密も併せて本当に必要かどうかを調べてみました。
観葉植物とは
観葉植物は屋内で育てやすい植物です。部屋のインテリアとして人気があります。
葉っぱや枝ぶりがきれいな樹木は観葉植物として人気があります。花をつける観葉植物もあります。
小さいものでは15 cm~、大きければ2 mの観葉植物もあります。
大型の観葉植物は家庭よりもオフィスで人気がありそうですね。
事務所に観葉植物を置くメリット
多くの事務所に観葉植物が飾ってあり、実際に弊社事務所でも多くの観葉植物を置いています。
事務所に観葉植物を置くと何か良いことでもあるのでしょうか。
以下にそのメリットを記載します。
①彩りが生まれ事務所の雰囲気が良くなる
オフィスが壁も床も白、もしくは灰色だったとき、植物の緑は部屋を華やかにしてくれます。
観葉植物の専門店などでは“インテリア性に優れている”という紹介の仕方があります。
青々とした綺麗な葉はおしゃれで明るい雰囲気を作ってくれます。
逆に白だけ、灰色だけの部屋は“殺風景”と言われることがあります。
明るい部屋は仕事にも良い影響を与えるのではないでしょうか。
②観葉植物が空気を綺麗にしてくれる
植物は二酸化炭素を吸って酸素を吐き出してくれます。
事務所に観葉植物があるだけで少し空気を綺麗にしてくれるんですね。
観葉植物が吸収してくれる物質は二酸化炭素だけではありません。
シックハウス症候群の原因になる物質を吸収してくれる観葉植物もあります。
更に、有害なカビや胞子を抑える物質も出してくれるとか。
菌を抑える抗菌効果によって空気を綺麗にしてくれるんですね。
③植物の香りで落ち着いて仕事に集中できる
自然の多い場所で深呼吸している人を見かけたことはありませんか?
植物の香りはリラックス効果があると評判がありアロマオイルなども販売されています。
中でも樹木の香りは落ち着きをもたらすと言われています。
もしかして樹木は仕事に欠かせない存在かも⁈
④疲れ目、ドライアイを観葉植物がやわらげる
目の乾燥を防ぐ部屋の湿度は50%程度だそうです。
三和化学研究所の公式サイトでは、乾き目・ドライアイと湿度の関係が指摘されています。
参考:ドライアイ|目と健康シリーズ|三和化学公式研究所
体に心地よく仕事がはかどるオフィスは目の乾燥を引き起こしがちです。
そんなときに観葉植物は水分を放出し事務所の湿度を保ってくれます。
観葉植物は、ホームセンターや花屋などで購入できます。時間がないという方は、株式会社Domuzなどの通販サイトで買うという手もあります。
株式会社Domuzは、「初心者向け」「一点もの」など自分の希望に合った観葉植物を選ぶことができます。
どれがいいか分からないけど、自分や会社に合った観葉植物を見つけたい!という方は、パーソナル植物診断を受けてから購入するのもおすすめです。簡単な質問に回答する形式で、サイト内で無料で診断できます。
自分にぴったり合った観葉植物が身近にあったら、仕事やプライベートのモチベーションも上がりますね。
\自分や会社にぴったりな観葉植物を知りたい!/
事務所に置く観葉植物のデメリット・注意点
事務所に観葉植物を置くとメリットがたくさん出てきます。
ではデメリットは無いのでしょうか。選ぶ時の注意点も見ていきましょう。
①観葉植物が枯れないように世話が必要
仕事をするための事務所で観葉植物の世話もすることになる。これはデメリット・注意点と言えるでしょう。
植物は世話をしないと枯れてしまうことがあります。
もし事務所に“枯れた観葉植物”があったら……却って事務所や仕事には良くない影響が出ると思います。
②事務所の広さに合わない観葉植物は場所を取る
観葉植物は熱帯・亜熱帯原産であることが多く大きさは様々です。
小さな事務所に大きな観葉植物を置いてしまうと大変。
観葉植物の大きさには注意が必要そうです。
③大型の観葉植物は5 ~6 万円+枯れたときも処分費がかかる
2 m近くある大きな観葉植物は高額です。
設備投資の費用として5 ~6 万円かかります。
また、枯れてしまった大型の観葉植物はそのままゴミには出せません。
専門業者に依頼し解体してもらう必要があるので気を付けましょう。
事務所に置く観葉植物の選び方
観葉植物は事務所に様々なメリットをもたらしてくれます。その一方、観葉植物を置けば植物の世話も必要になります。
そこで、事務所に観葉植物を置く人は以下のような点に注目してください。
- 出勤頻度
- 気温
- 湿度
- 日当たり
- 事務所の広さ
環境が植物に合っていて世話が行き届いていれば植物は自然に育ってくれます。
事務所の暖かさ、湿度、日当たりに合った観葉植物を選べば無理なく育てられます。
事務所に空調がついていないときの気温、湿度、日当たりを基準にすると事務所にいない間も安心です。
事務所に出勤したときだけ世話をすれば育つ丈夫な観葉植物もたくさんあります。
事務所におすすめの観葉植物
パキラ【丈夫で初心者向けの観葉植物】
パキラは“初心者向け”として紹介されやすい観葉植物です。
実際に弊社にあるパキラも元気にすくすく育ってくれています!
また、暑い国の植物なのに寒さに耐えてくれます。病気、害虫、乾燥にも強い植物です。
とにかくパキラは生命力が強い。
臭気の原因になるアンモニアも吸収してくれます。事務所が爽やかになりそうですね。
会社に置く観葉植物は、人の肩程度の高さがあるものが一般的です。重さは、鉢の素材などにもよりますが、10kg前後になる場合が多いです。インターネット上で購入すれば、購入時の負担を減らすことができます。
パキラを育てるときの注意点
- 夏は土が乾いたら水をたっぷりあげる
- 1 年~2 年に1 度は土を替える(植え替える)
- 枝が三つ編みになっていないほうが枯れにくい
初心者向けといえど、観葉植物にお世話は必ず必要になってきます。
放置で育つ観葉植物は基本的にはないということで覚えておきましょう。
ドラセナ【暑さに強い“幸福の木”】
ドラセナはぽかぽかした暖かい場所で大きく育ちます。
観葉植物として販売されているドラセナにはいくつか品種があります。葉の色などに違いがあります。
画像は「ドラセナサンシャイン」という品種です。
「マッサンゲアナ」というドラセナは、“幸福の木”という別名があります。
そう、観葉植物は縁起の良さも重視されます。
仕事のことで悩んでいるときにもオフィスに“幸福の木”があるとホッとしそうですね。
以下からドラセナを購入することができます。
ドラセナを育てるときの注意点
- 暖かい時間は窓側に、日が沈んできたら部屋の中心部に移動させると長持ちします
- 春~秋は水をたっぷり
- 剪定は2 ~3 年に1 度
アイビー【小さな事務所にも置きやすい観葉植物】
鉢植えのアイビーはツタの葉を長く伸ばす特徴があります。
オフィスの観葉植物としては、場所を取らない点が魅力。寒さや暑さにも強い植物です。
アイビーは以下のネットショップで購入できます。
アイビーを育てるときの注意点
- 多めに水をあげる
- 元気がなくなったら土を替える
- 色が変わった葉は切り落として殺菌剤をかける
- 風通しの良い場所に置く
- 虫がついたら水で洗い流す
モンステラ【日当たりが悪くても育てやすい観葉植物】
大きな葉をつけるモンステラは日陰に強い観葉植物です。
日当たりの良い場所に置かなくても育ってくれます。
事務所の日陰に置いてあるモンステラも堂々とした枝ぶりです。
販売されているモンステラは大きさも様々です。
大きく育つと、特徴のある、葉っぱの切れ込みが生まれます。
以下のネットショップから購入可能です。
モンステラを育てるときの注意点
- 寒さには弱いので暖かい場所に置く
- 伸びすぎたら剪定する
- 夏と冬で水やりの頻度を変える
エバーフレッシュ【暖かい事務所で華やかに育つ観葉植物】
細い枝が特徴的な観葉植物です。細かい葉が日に透けると明るい緑になります。
柔らかい栗のようなボール状の花をつけてくれます。
夜になると葉を閉じて“眠り”ます。とても華やかな観葉植物です。
エバーフレッシュは、以下のサイトから購入できます。
エバーフレッシュを育てるときの注意点
- 虫がつかないように霧吹きで葉に水をあげる
- 日当たりの良い場所に置く
- 夏は遮光カーテンなどで光を調整する
まとめ:やっぱり事務所には観葉植物があったほうがいい
事務所に観葉植物を置くと、温度管理・水やり・湿度管理など、世話が必要です。
それでもやっぱり観葉植物を事務所に置くと良いことがたくさんあります。
弊社も実際に上記のような植物を置いて育てています。
選ぶ時の注意点を参考にしつつ気に入った観葉植物を選んでみてください。
植物と一緒に事務所も成長していけるといいですね。