「退職代行を使うと転職に不利になったり、何か悪い影響があるのではないか」思う人は多いようです。
退職代行ってやっぱり転職不利になるかなぁ…
— テツノアベシ (@abeshi_aquastyl) February 28, 2023
退職代行使ったら転職で不利になる可能性が高いよ
— ヤッシー (@nbatalesk) January 17, 2023
実際はどうなのでしょうか。この記事では、退職代行を使って辞めた場合、転職活動に影響があるかどうかを解説しています。また、退職代行を使って辞めたと知られるケースがあるのか、退職代行を使う場合の流れについてもまとめています。
実は、私も退職代行を使って辞めて転職をしたことがあります。
影響があったかどうか実体験も記載しているので、参考にしてみてくださいね。
転職活動に影響はある?
退職代行を使ったことが転職先に知られてしまうなど、転職活動に何か悪い影響はあるのでしょうか?以下、転職先にバレることがあるのか、またバレる場合はどんなケースかについて解説しています。
基本的に転職先に知られることはない
基本的には、転職先に退職代行を利用したと知られることはありません。個人情報保護法に守られているためです。以前は、前職調査という求職者の前職についての調査がなされていました。
しかし、2005年4月1日に施行された個人情報保護法により、本人の同意なしでの前職調査は禁止となりました。
(第三者提供の制限)
第二十七条 個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。
引用:e-GOV法令検索|個人情報の保護に関する法律
また、退職代行業者も法律に則り、サービス利用者の情報を慎重に扱っています。そのため、退職代行業を使って退職したという情報は、基本的に第三者に知られることはありません。
現在、退職代行サービスを提供する会社は数多くありますが、どの業者を使うかはしっかりと見極める必要があります。退職代行業者を選ぶ際のポイントや、おすすめの業者については、以下の記事で詳しく紹介しています。
知られてしまうケースと対処法
以下、退職代行を使ったことが転職先に知られてしまうケースをまとめました。
- SNSなどで発信してしまう
- 面接時に自分で言ってしまう
自分で退職代行を使ったと発言しなければ、退職代行を使って辞めたと知られることはありません。
なお、SNSはいつ誰が見ているか分かりません。退職代行を使ったことが絶対にバレたくないという人は、ネット上ではサービスを使ったことを一切発信しないようにしましょう。
また、転職活動の中で前職の退職理由などを聞かれる場面があると思います。その際は、辞めた理由のみを伝えるに留めておきましょう。退職代行を使ったことまで正直に話す必要はありません。
面接官に「自分の会社も退職代行を使って突然辞められるんじゃ…」と思われると、マイナスの評価をされる恐れがあるためです。
私も転職活動の際は、退職代行を使ったことは話しませんでした。
退職に至った理由をきちんと伝えることができれば、それで充分です。
一方で、退職代行を使った後、きちんと転職できるか不安という方もいると思います。実際には、退職代行を使って仕事を辞め、精神・身体的に休息などができたことにより、転職が成功したという声は多くあります。
会社辞めて精神回復してから転職活動して今の会社決まったので、前の会社辞めた時に依頼して正解だった退職代行サービス固定RTさせてもらってます
— ジメツロンド (@jimetulond) September 30, 2024
次決まってなくても辞めたいときに辞めた方が精神的にも自分の人生考えても得だと思った
先輩に会社辞めたい相談したら説教され会社辞めて次決まってんの?他行っても長続きしないとか言われたけど辞めてメンタル回復して転職もできたから
— Lsensei (@Lsensei8) September 30, 2024
もう今日辞めたいという衝動で退職代行使って辞めたけどストレスなく辞めれてたので私はおすすめしてる
利用したとこの詳細は固定RPしてます
私は新卒で入った会社その日に辞めたいって思ったけど結果的に1年持たなかったよ
— SONOE (@pawosono) September 30, 2024
辞めてから転職したけど今の会社は合ってるし長続きしそうなので合わないならさっさと次行った方が自分の人生にとっても良い
私はメンタル来てたので退職代行使ったけど固定にしてるとこ良かったです
「自分一人で転職活動をするのに自信がない」という方は、アルバトロス転職などの転職エージェントを活用するのがおすすめです。アルバトロス転職は、求職者の希望を元に12万件以上の求人から最適な職種の提案をしてくれます。
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退職代行を使う流れは?
以下では、実際に退職代行を使う場合の流れを説明していきます。
まずは、数ある退職代行業者からどの業者に依頼するか決めます。料金は相場と比べてどうか、口コミは良いかなどで判断します。
以下の記事でも退職代行業者を選ぶ際のポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
依頼する退職代行業者が決まったら、実際に退職代行の依頼をします。LINEや電話・メールなど、業者によりやり取りする手段が異なります。
やり取りをし、退職依頼が確定した段階で料金を支払います。業者により価格に変動はありますが、料金はだいたい25,000円前後です。弁護士の場合は、退職したい職業にもよりますが5万円~10万円かかる場合もあります。
なお、業者によっては退職の連絡後の支払い(後払い)ができるところもあります。退職代行モームリなら、後払い可能で正社員の方は22,000円(税込み)で依頼できます。
退職代行業者が依頼者に代わって会社へ退職の連絡をします。何日の何時頃に連絡してほしいか、などを事前に相談して連絡の時間を決めることが多いです。
会社へどのように退職の旨を伝えているかは、以下退職代行モームリの電話の様子を参考にしてみてください。
退職代行業者が会社へ連絡を終え次第、退職が確定します。
退職代行業者は「相談無料」としているところも多いです。複数の業者とやりとりをし、一番安心感があったところに依頼するのがおすすめです。
退職代行を使っても、基本的には転職活動に影響がないことを解説しましたが、中には退職代行を使って辞めることに抵抗がある方もいると思います。
そんな時は、自分で退職するのをサポートしてくれるセルフ退職ムリサポ!などのサービスを活用する手もあります。
自信を持って、自分で退職できます。
~お世話になった会社、だから自分でちゃんと退職したい。~
自分で上手く退職を伝えられるか不安…。でも、退職代行は使いたくない。そんな方に向けて、円満退職のための伝え方をレクチャーします。
退職代行で退職が確定した後の流れは?
以下、退職代行を使って退職が確定した後の流れを解説します。
会社から借りている貸与物(制服や名札など)を返却します。紛失のリスク軽減のため、レターパックなど郵便追跡サービスを付けられる返送方法で返却します。
源泉徴収票や離職票など、退職後に自分が必要とする書類を受け取ります。以下の記事で、退職後に必要な書類について解説しているので、参考にしてみてください。
退職後、条件を満たす場合は失業保険で給付を受けられたり、傷病手当金を受け取れる場合があります。退職の手続きをする前に、どのような制度があり、どのような書類が必要か調べておくとスムーズに手続きできます。
退職代行業者に依頼する際は、事前に確認しておいた退職後の必要書類を伝えておきましょう。そうすることで、「結局後から直接やり取りしないといけなくなった…」ということもなくなります。
まとめ
退職代行を利用して退職をしても、基本的にはその後の転職活動に悪影響が及ぶことはありません。理由は、個人情報保護法により、退職代行サービスを利用したことが第三者に知られることはないためです。
自分で言いふらさない限り、転職先に知られることはほとんどありません。退職代行を使って辞めたことを知られたくない場合は、SNSなどで発信しないほうが賢明です。
また、退職代行を使って辞めた場合でも、転職に成功している人はたくさんいます。
「退職代行は使いたくないけど、自分できちんと退職できるか不安…」という方は、セルフ退職ムリサポ!などのサービスを上手く活用し、円満退職を目指してみてくださいね。